2007年01月17日

先月のデッサン会で「北口さんの使っている紙は何ですか?」とたずねられました。デッサンを描く紙はそこらの束になって売ってる西洋紙です。模造紙を切ったりして使うこともあります。安いので。それだけの理由です。

しかし、日本画の紙の話となると違います。話が深くなってしまいます。
主に和紙が主流で、楮・三椏・雁皮などを原料としてます。
よく使うのが、「麻紙」と「鳥の子」です。
画材屋でも売っているポピュラーなものです。
絵の具の吸い込みが違い 画面にそれぞれ味わいが出ます。

麻 紙・・・・麻を原料とし、楮を混ぜて漉いたもの
鳥の子紙・・・雁皮+楮(又は三椏※花の先が3つに分かれている。)

では日本画ではなぜ和紙を使うかと言うと、日本画の絵の具と膠との相性が良いからです。
パルプを使った西洋紙では和紙のような味わいは出ないからです。
西洋紙でも和紙でも水を打つと大きく紙が呼吸します。
まるで生きている動物のように伸びたり縮んだりします。
その呼吸の仕方も西洋紙と和紙では違います。
繊維の方向と原料が違いますから、
用途に合った使い方をすると絵を描く楽しみが倍増します。お試しあれ!
posted by meme at 20:54| Comment(0) | 日本画って何?
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