なにかにつけて議論が交わされていましたが、
これってなんだかピーンと来る答えがひとつも無かったような気がする。
そもそも滅亡論の発端は「最近の日本画ってどうよ?」ってことで、第二次世界大戦後に登場した言葉です。
戦後、日本文化の流出を防ぐためのマーケティング事情があったとも言われますが、
一意奮闘した日本画家たちは意欲的に「日本画」の革新に取り組み、新しい「日本画」への挑戦!が繰り広げられたのは事実です。
数々の名品も生まれました。
そして今や「スーパーフラット」の出現です。
日本の伝統美術の平面性と現代アニメに代表されるオタク文化の平面性を同じく位置付けること。
日本画とか画材とか戦後云々とかをドッカーンと大きく飛び越えてしまいました。
もちろんここにも巧妙なマーケティング戦略が同居していますがね。

