2016年02月16日

「日本画滅亡論」と「スーパーフラット」

よく学生の頃話題になった「日本画滅亡論」。
なにかにつけて議論が交わされていましたが、
これってなんだかピーンと来る答えがひとつも無かったような気がする。

そもそも滅亡論の発端は「最近の日本画ってどうよ?」ってことで、第二次世界大戦後に登場した言葉です。
戦後、日本文化の流出を防ぐためのマーケティング事情があったとも言われますが、
一意奮闘した日本画家たちは意欲的に「日本画」の革新に取り組み、新しい「日本画」への挑戦!が繰り広げられたのは事実です。
数々の名品も生まれました。

そして今や「スーパーフラット」の出現です。
日本の伝統美術の平面性と現代アニメに代表されるオタク文化の平面性を同じく位置付けること。
日本画とか画材とか戦後云々とかをドッカーンと大きく飛び越えてしまいました。
もちろんここにも巧妙なマーケティング戦略が同居していますがね。

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マツリダゴッホ そんなことを考えるとやっぱり見に行った方がいいかなぁ。「村上隆 五百羅漢図展」。
posted by meme at 19:00| ARTな話題

2016年02月14日

ユーミンの罪/オリーブの罠

   

ユーミン大好き、オリーブ読んでたよ。

結論から言うと、酒井氏はこう書いている。
「ひょっとしたらユーミンは救ってくれすぎたのである」と。
「どんなときも「自分だけではない」と思わせてくれすぎたのである」と。
これがユーミンの罪だったのか。

『Delight Slight Light KISS』、このアルバムタイトルの意味は「舌を入れないキス」、
「恋はNO-return」は、酒井氏の解説によると「カーセックスを断った女」のことを歌っているらしい。
性の臭いを見事にからっと歌い上げているのはユーミンの極みだよね。
その怪しさはフアンはすでに「ルージュの伝言」でキャッチしてると思うんだ。
見なくてもいい現実はすべてキラキラSONGにして、癒されて、救われて
その結果、人生こじらせて非モテの「負け犬」っぽいオチかもしれないけど
昨今、中島みゆきと比較される上では、ユーミンの奥深さを語る一冊としては貴重かもね。
まだまだ深いぞユーミン。

マツリダゴッホ さーて、ユーミンの曲かけまくってドライブにでもでかけましょうか。
posted by meme at 10:16| 雑記

2016年02月07日

十四松祭り

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十四松、間違っていた。線は青いし、アホ毛が1本

マツリダゴッホ 赤塚不二夫 LOVE!
posted by meme at 11:20| 雑記